宮古島アタック2002 メモリアルホール

2nd. ATTACK
6月14日 (曇り時々雨後晴れ)
宮古島遠征レポート
N.Takaara

本日は昨日と違って風もそれほど無く海も穏やかで1時間弱でパヤオ到着。
昨日の反省及び秘策も踏まえリールを電動丸4000に変えた。道糸がPEである為どうしても浮き上がってしまうので出来るだけ細い道糸と軽い中錘で対応し且つハリスのからみ防止の為である。
また前日の船さんの当たりからも、ハリスは30号6ヒロで十分と判断し15号の中錘を着けて行なった。因みに船さんは26号6ヒロで行っていたらしい。

早速2回戦の始まりであるが開始早々またもや船さんに1発目の当たり、私と北さんは呆れるばかりであった。
船さんは前日の反省を活かし無理なやり取りは避けている様だが、けっして手持ちでは行なわなかった。(笑
昨日のバラシの原因は、流しの関係から竿と道糸がほぼ直線上に出ていてキーパーを利用しているためほとんど角度がつかず竿の反発を利用で出来なかった事と、残念ながら鈎が飲み込まれずに口の横に掛かった所に無理なやり取りを行なった為に口切れでバレたと思われる。
しか〜し、今回は散々皆から今回バラシたら竿入れ禁止などとチャチャを入れられながらも慎重に30分程やり取りし魚影が見えて来た、途中魚探を見るとはっきり魚が映ってる、やはりでかい、無事ランディングし昨日とほぼ同サイズ! やったね船さん!!
おめでとうと祝福するも気付くと釣れてないのは私だけではないか…..(-_-;;;;;;
余裕の船さんを尻目に私と北さんはハリスを落としたり、長くしたりと色々試すも気合は空回り。
一時期一本釣りも船長が行ない爆釣するが、我々にはぽつぽつと食っては来るが大型が来ない。

今日は潮が行ってなくてなかなか厳しそうだ、別なパヤオに移動後も大物からの当たりが無い。船長曰く近くにイルカかマーリンがいて浮いてこないのかも?との事であった。
やはり船長からジグを落としてみなぁ〜とのアドバイスで、北さんは自分でやりたくないのかさかんに私に勧める。(笑
それでは一度やってみようと何度か繰り返して行なってはみたものの、コツコツ当たりは有るがバイトまではいかなかった。挙句の果てにコツと当たりがあったと思ったら急に軽くなって上げて見るとリーダーから無くなっているではないか。大事なジグをロストしてしまった….. (^_^;;;;;;;
その後はぱっとせず、シイラの姿が見えたので軽いジグでメーター程度のシイラと遊んでいる北さんがいた。
そうこうしているうちに、本日も終盤で船長からそろそろ上がるかの声にもう少しやろうよとの声に快く答えてくれた船長に感謝、これからがクライマックスであった。

実は出発前に船さんと飲んで作戦を練っていた秘策が有ったので、船長に断って試しにやって見ることにしたのである。
ジグでは大型を深い所で掛けるんだから、そのポイントに降ろしてみれば良いんじゃないの? との単純な発想、要はこちらのコマセの要領です。 (^^ゞ
問題はどうやってキビナゴを深場でまくかでした、考えた答えはナイショ!
はずかしくて言えない。 どうしても聞きたい方はDM下さい。(笑

持参したカモシ天秤に有るものを付けて150号錘を付けて早速試し釣り。
60m位の所に反応が有るので潮や仕掛けの抵抗を考慮し、80m程度落とし込みハリスがなじむのを待って一気にシャクッりキーパーに掛けて竿先を眺めていたら、竿先がクンクンと反応し道糸がいきなり出ていった。 食ったぁ〜!
とっさに竿を手に取りバトル開始、が10m程糸が出ていって止まってしまった、カリカリとポンピングしながら巻き上げると重いけどあっさりと上がってくるではないか、あれっ もしかして肩透かし?  周りからは大きいの? う〜む重いけどあっさり上がって来るよ〜、などと余裕かましてたら30mでぴたりと止まって上がってこない。船長がこれを見て早速深場に仕掛けを落とす準備をしだした。
漁師さんは深場は巻きこぼし釣りの要領でパラシュートにキビナゴと食わせ餌、石を入れてハリスを巻いて落とすのだそうだ、それで船に石が積んであったのかと思った次第である。
北さんも錘を付けてそのまま落とし込んでいる。船さんは余裕で見学である。

私はといえば止まったままビクともしないし根競べかなと思っていたら、急に走り出して一気に60m程出され必死になっている所に、 船長が食わせた! 続いて北さんにも食ったぁ〜!!の声、3人同時にやり取りが始まった。

船長はドラムを使っているので大艫から動けず、北さんがミヨシに移動し船さんのキーパーに掛けてハリスが太いらしく多少強引に巻き取って行く、私はまたもや30m前後で四苦八苦、船長が先に上げて次に北さんのを上げて、最後に私のを上げ様とハリスを掴もうとした瞬間テンションが消えた。
ありゃ〜ここまできてバレた! と思ったが、最後の抵抗で海面方向にダッシュしたらしく魚は付いていた。最後は船長が無事ギャフを打って無事ランディイング。
3本とも同サイズの27k前後のマグロが一気に3本ならんだ。 いやぁ〜何とも言えない満足感、マグロを追いかけてこのメーリングリストの方々と初めての秋田遠征から苦節○年?(笑
長年の夢であったスタンディングでの大物ゲットここまで来て良かった!
まして自分の思惑通り一発で食った事と、全員が大物をゲットする事が出来てほんと良かった良かった。(^O^)
帰りの船では乾杯したのは言うまでもない。

港に着く30分前位に電話で宅急便の集配とトロ箱をお願いしておいた所、港に待機していてくれて船長と我々で片っ端から捌いていって、宅急便屋さんはパッキングを手伝ってくれるので非常に助かりました。
一番大きいトロ箱はなんと大型マグロにぴったりサイズ、一寸はみ出したヤツは尻尾を切ってジャストなのでした。
お礼にマグロとカツオをお裾分けし明日も宜しくとお願いするのであったが、実は30kをあっさりオーバーしていたが結構送料をおまけしてくれているのであった。

本日の釣果: キハダマグロ27〜8k 4本、3〜5k一杯(メバチ含む)
カツオ3k前後一杯

部屋に戻る前に釣具屋へ立ち寄りそれぞれ必要な物を買い、私はロストしたジグの穴埋めで300gのジグを購入した。
宮古最後の夜も、またまた夜空の下で宴会となり、本日の釣果を祝い明日の好釣果を期待しつつ夜は更けて行くのでした。(^^ゞ


前日、2本の大物をバラ
してた私もひと安心。

終了間際に高サン
に大物の予感。

男はスタンディング。

北サンにも来たっー!
実は艫の船長にも。

自己レコード更新の1本!

こーいう写真がずっと
撮りたかった〜(涙)

戦い終えて日が暮れて
ベースキャンプ“ブリッサ”
よりドイツ村を望む。

下の磯場では、陸っぱりの
ルアーマンたちが、、、、

夜はおとーり。大漁の宴。
今日(旧暦5/4)は、海神祭
(ハーリー)の日。
海の神様のご加護に乾杯。

島の仲間も祝福してくれた。

お世話になりっぱなし
だったすなかぎの社長(左)
と、かにあずぅ(右)と共に。
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