宮古島アタック2002 メモリアルホール
1st. ATTACK 6月13日 (曇り時々晴れ) |
宮古島遠征レポート N.Takaara |
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昨夜の深酒もなんのその、泡盛は二日酔いしない! かな? 船の出船は朝8時と余裕の有る時間なので比較的朝は楽で、7時30分に集合し船長に挨拶し(船長は無口だが気の良い船長でした)荷物を積み込み出船。 港を出ると一面リーフ、なんとも言えない綺麗な海の色、感動!! リーフを抜けると昨日からの風の影響でうねりが残っていたが船はゆっくりと進み1時間15分程で目的のパヤオ到着。 ここでの釣り方とタックルを簡単に説明しておこう。 基本的に片舷に並びフカセの釣りとなる。 漁師の方はナイロン道糸にナイロンハリスを使うが我々はPEを使った。 餌は冷凍ムロアジ、チャミング用に冷凍キビナゴを使い、ムロは頭をちぎり内臓ごと取って尾の方から針に掛けるがこの時出来るだけ鈎を身の中に隠し鈎先が少し顔を出す程度に付けるのがミソだそうです。 餌を付けたらポイと海に落とし、キビナゴを2掴み程チャミングして潮にまかせて道糸を70〜130m程出し当たりを待つという結構のんびりした釣りである。 但し餌取りが多い場合はやはり大変です。 タックル:全員が剛樹の14mm、私は2.1Mワンピース仕様(全員自作である)。 リール:ペンフォーミュラー15KG、PE16号及び電動丸4000、PE10号。 ハリス:ナイロン24号〜50号、フロロ20号、長さはいずれも6〜10ヒロ。 鈎:タマン24号、ヒラマサ18号、22号。私は今回タマンのみの使用でした。 中錘:15号〜30号 パヤオに到着すると船長が潮と風向きを考慮し、潮に対し直角に船を回して投入合図が出る。私はハリス30号10ヒロ、15号の中錘を付けてスタート。 暫くするとミヨシで船さんのリールが悲鳴を上げた! 1発目は船さんにヒット!! 船長がでかいぞ慎重にやんなと激が飛ぶ。 全員注目の中5分位やり取りの後に痛恨のバラシ、一寸強引にやり取りしてしまった様で口切れだった様である。 魚は居る今度は私に来いと祈っているが、またしても船さんのリールが唸ったがまたしてもバラシ。 (-_-;) そしてついに私に当たり、でも最初の引きだけですぐに寄って来てしまった。あがってきたのはメーターオーバーのサワラであったこれはこれで嬉しいのだが・・・ その後当たりが遠のき反応も無いので別のパヤオに20分程掛けて移動。 私のPEが太い為、浮き上がりすぎるため中錘に30号まで増やしてトライ。 しかし最初はリールをフリーにして流すと錘が勝ってしまい道糸にハリスが絡まって上がってくる始末、これじゃ釣れんわなとテンションを掛けながらゆっくりゆっくり出して行く、なんとももどかしいかぎりである。 暫くすると反応が出てきた。すると3〜5Kのキハダや3K前後のカツオが掛かかりだし、船長は舳先から散水したまにチャミングして一本釣りを始めた。ミヨシにいた船さんは頭から魚が降ってくるので一時避難、豪快だなぁと思って見ていたらキビナゴを付けてやれば一発で食うからやれ〜と激が飛ぶ。これがまたキビナゴをつけて送り出してる途中に食ってくるので竿を持ってのやり取り所ではなく手釣りである。散水で興奮した魚が入れ食いで最初は面白くてやっていたが4,5回やって大物狙いに変更してしまった。(^_^;) 釣った魚は船の生簀?に氷が入っていてそこにぶち込んでおけるので、特にクーラーは必要無く持参するのであれば飲み物を冷やしておく位の物で十分であろう。 終盤になってもぽつぽつと釣れるのだが大型が来ない、魚が浮いてこない様だ。 船長はジグを持って来てないの?の質問に唯一タックルを持参している北さんが一応持っていてるけどライトだから、と余り乗り気ではない様子だったが、船長から何度もジグ落としたら一発で食うんだけどなぁ〜 との事で仕方なく落としてみることにした。(笑 持参したタックルはスピニングにPE3号が250m程巻いて有るらしく、これで大型が来たら太刀打ち出来ないなどとぶつぶつ良いながらリーダーにフロロの12号、何故か持っていた240gのピンク系のジグを付けてシャクリ始めた。 我々はハイ頑張ってシャクッてシャクッてぇ〜と冷やかしていたら、ななんと80m位の所で食ってきたではないか。 一気に糸が出ていく、止まらない、北さんは困った顔をして本とに来ちゃったよぉ〜とひたすらスプ−ルにテンションを掛けていた。 残りの糸が後僅かというところでやっと止まり、巻いては出され巻いては出されを繰返し、後50m位の所で我々も仕掛けを回収し北さんは艫からミヨシに移動し更なるファイトを繰り広げている。40分程たっただろうかやっと魚影が見えてきた、でかい! 船長がリーダーを掴んでギャフを打ち無事ランディング。 27,8Kは有るだろう、疲労困憊の北さんも顔がニヤケている。やったね北さん!! ここで船長が一言、リーダーが細過ぎる取り込み時に走られたら危ないだろう! だって。 だからライトだって言ったジャン! by北野 2時30分頃、本日はこれで終了。 明日からの餌を仕入れる為に一寸早めの沖上がりとなりました。 帰港後船の上で内臓を出してすぐトロ箱に詰めて宅急便に出すのだが、船長が直ぐに餌を手配しに船を離れなければならず、釣った魚を一度すなかぎレンタカーに運んでそこで内蔵を出し、パッケージして送り出した。レンタカーのお客さんが何組かいたので、マグロ、カツオを捌いて振舞い喜ばれたのは言うまでもない。 因みに6時頃までに出せれば最終便に間に合うので、次の日には自宅なりに着いている様である。
夜は社長や地元の方達と夜空の下で宴会と相成りまして、明日こそ大物マグロゲットとなる様祈るのでありました。(^^ゞ |
![]() 高サン、ヒット! |
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![]() まだまだ余裕のサイズ。 |
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![]() 北サン、船長の指示で ジギング開始。 |
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![]() 速攻、ヒ〜ット! |
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![]() オッキィ! ゆっくり、ゆっくりね。 |
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![]() ふぅ〜。記念のイッパツ。 |
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![]() おめでとー! |
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