LET'S GET MY DOMAIN!
マイ・ドメイン取得計画講座



いきなり予告を無視してしまって申し訳ありませんが、今回ももう少しドメインの話しを続けていきます。というのも掲載した自分の文章を読んでみてあまりにもはしょりすぎと感じてしまったからです(ちゃんと読み直してから掲載しろっちゅーの!>俺)。
まあ、とりあえず書いたところからポコポコ掲載してみて全部終わってから改めて再構成しよーと思ってます(その頃には飽きちゃってやらないかも知れないけど...)。これを読んでくれていくる方もそのつもりでいてやってください。
では第2回目の講座の始まりです。


第2回

ドメインってなに?(その2)


トップレベルドメインとセカンドレベルドメイン

ドメインには大別してトップレベルドメインとセカンドレベルドメインの2種類があります。トップレベルドメインとは、.com、.net、.orgなどです。一般的にこれらのドメインは米国のものとおもわれがちですが実はそうではなくどの国の人(組織)でも、どこにサーバ(ホストコンピュータ)が設置されていても公平に取得可能です。
これに対し、hoge.co.jpやhoge.ne.jp、hoge.ac.jp等最後が.jpで終わるものをセカンドレベルドメインと呼びます。.jpは国別のドメインコードで日本を表しており、同様に.ukはイギリス、.frはフランスというようになっています。セカンドレベルのドメインは日本ではJPNICへ申請するのですが、JPNICでは原則として個人からの申請は受付けてくれません(約款やサービス規約等の提出が必要となります)。従って個人で取得するのであればトップレベルドメインのほうが楽ですし、ネットワーク自体ボダーレスなものなのですから国別のドメインよりスマートではないでしょうか。


代表的なドメインの例

TOP LEVEL .com 本来は企業のためのドメインだが実は誰でも登録可能。
.netインターネットを使ったビジネスや、サービスを提供する組織を想定したドメインだが実は誰でも登録可能。
.org 非営利組織を含む、組織全体のためのドメインだが実は誰でも登録可能。
2nd. LEVELco.jp企業のためのドメイン。
ne.jp主にプロバイダ向けドメイン。
ac.jp学校、学術機関向けドメイン。


ドメインの申請(レジストラ)

ここでは、上述の理由からトップレベルドメインについて記していきます。どうしても.jpのセカンドレベルドメインが必要な方はJPNICのページをご覧になって自分でチャレンジしてください(もちろん、取得代行してくれる業者はたくさんあります)。

ドメインの取得は申請(レジスト)から始まります。申請先は第1回目でも書いた通りINTERNIC(厳密にはINTERNICより委託を受けたNETWORK SOLUTIONS社)となります。申請といってもホームページから簡単な手続きでおこなえますので、ユーザーインターフェイスとしてはよくあるホームページでのアンケート回答のようなものです。但し、当然のですがすべて英文で記載されています。
最近、日本からの申請や問い合わせが増えたせいでしょうか。日本語でトップレベルドメインが申請できるサイトが登場しました。これがWORLDNIC-JPです。WORLDNIC-JPは、米国Network Solutions Inc.から公認を受けた日本唯一のドメイン登録サービスです。株式会社アスキーCSKネットワークシステムズ株式会社が提携して1998年10月より運営が開始されました。これによりマイ・ドメインの取得がぐっと身近になったといえるかもしれませんね。
しかし、そうはいってもまだまだハードルはあります。
WORLDNIC-JPのホームページから自分でドメインを申請をすすめていくと途中でDNS設定項目としてプライマリホスト名、プライマリIPアドレス、セカンダリホスト名、セカンダリIPアドレスを記入する欄がでてきてハタと困ってしまうはずです。
そうなのです。INTERNICにしろWORLDNIC-JPにしろドメイン申請は、基本的に専用線で結ばれたホストコンピュータを保持する人(組織)にむけられているのです。

専用線で接続されたホストコンピュータやそのホストコンピュータに直結した機器には全て名称とIPアドレスというそのコンピュータを特定するコード番号が付加されています。もし、あなたがサラリーマンで会社の机の上にあるPCが社内LANに繋がっていていれば、そのPCにもきっとIPアドレスがふられているはずです。
プロバイダに加入しインターネットを利用している場合はどうでしょうか。
通常モデムやTAを使って電話回線を経てプロバイダのアクセスポイントに接続してインターネットを使う方法をダイヤルアップ接続といいます。ダイヤルアップ接続では接続毎にテンポラリのIPアドレスをその都度あなたのPCにふることによりプロバイダのネットワークの一部に組み込みインターネットが使えるようにしているのです。このIPアドレスはあくまでも仮のものなので接続するたびに異なります。例えてみれば自宅の鍵とホテルの部屋の鍵の違いのようなものです。

会社のLANやプロバイダのネットワークでは専用線でインターネットに接続する場合、DNSサーバというコンピュータが設置されます。上述のDNSの設定の欄には、このDNSサーバの情報(サーバ名やIPアドレス)を記載することになるのです。
では、自前のネットワークやサーバを持っていない、専用線ではなくダイヤルアップ接続でマイ・ドメインを使いたい場合はどうすればよいでしょうか。実は、そういったニーズに応えてくれるものとしてレンタルサーバ(ホスティング)サービスと呼ばれるものやドメイン転送サービスと呼ばれるものがあります。


次回はレンタルサーバ(ホスティング)サービスと転送サービスについてお話しましょう。



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