沖縄・宮古島沖パヤオ釣りレポート



    宮古島行きは我が家の年に一度のビッグイベント。今年は、9月4日〜11日の7泊8日の行程だ。
    この旅行はあくまでも家族旅行なので釣りはその合間に楽しむというのが我が家の不文律なのだが、昨年はじめて船に乗り改めて南海のすごさの虜になってしまった私は、雑誌やインターネットから仕入れた知識と道具だけはこの1年でいっぱしの大物師となっていた。そんな私ののめり込み具合をみた相方から、
    「せっかくなんだから2回でも3回でも好きなだけ船に乗ったら?」
    と優しいお言葉。うー、ありがとう妻よ。

    到着した日の午後、ホテルに隣接するすなかぎレンタカーの事務所に出向き、砂川社長と一年ぶりの再会。奥様やカズさん(マユゲさん)、ヒロさんらスタッフ皆の暖かい笑顔で迎えてもらう。挨拶もそこそこにスケジュールの確認。まずは6日に念願のパヤオ行き、1日休みを挟んで8日に近海釣りをしようということになった。今年は9月に入っても観光客が途切れずレンタカー業が忙しいうえに、島ではちょうどキビの夏植え時。キビの仕事もやっている社長はとても多忙な日々を過ごしているのだが、社長やカズさんら昨年のメンバーが今年も一緒にいってくれることとなった。心強い援軍だ。


    これがあこがれの宮古パヤオ!? ・・・ 9月6日(晴、島回りやや波、沖合い凪、潮澄み)

    前夜、出船時間の確認の電話をいれると正午出船とのことだったのでいつも通り家族そろってのんびりと朝食。そーいえば昨日は平良漁協主催のパヤオ釣り大会があったことを思い出しどれどれどんなサイズがあがってるかなとおもいつつ地元の宮古新報を開いてみるとショッキングなニュースが目に入った。大会直前に不慮の事故で船長が亡くなる事故があり、大会そのものが中止となってしまったとの事。事故は無灯火になっていたブイに追突し、操船中の船長が海に落ちてしまうというもの。海況も船の設備も船長の操船にもなんら問題はなかったとのことで原因はブイの管理不行き届きからおきた事故らしい。痛ましい気持ちが込み上げてくる。
    もしかしたら今日の出船は無理かなと思いつつ、昼前にタックルをかかえすなかぎレンタカーに向う。社長に事故の話しをすると、当然社長もしっていた。今日の出船がおくれたのもそのせいだという。なんでも当初予定していた船の船長が漁協の幹部の方で葬儀に参列しなきゃならないとのことで急遽別の船を捜したため時間が遅れたとのことだった。

    予定よりやや遅れ13時頃に博愛漁港から出船。漁船風の船ではあるが普段はダイバーをポイントまで連れて行くのに使ってる船だとのこと。
    パヤオまでは1時間以上かかるとのことでまずは昼食。一緒に乗り込んだ若い女性スタッフが用意してくれたのは冷たく冷えたソーメン。後部デッキで車座に座りソーメンをかき込む。こーいう船上食もいいね。
    船は来間島の沖をまっすぐ南下していく。1時間半くらい走ったあたりでエンジンスロー となる。周囲を見渡すがパヤオの影は見当たらない。 船長はじめ2人のスタッフが流し釣りの準備をはじめる。立ててあったアウトリガーを両舷に倒す。ちょうど船から腕が延びるようになる。片方に3本づつ、計6本の仕掛けがつけられる。仕掛けはトローリング用の疑似餌。左右とも外側が長く、内側にくるに従って短くなってくる。一番内側は潜航板を取りつけ、仕掛けを沈めている。ミチ糸はなんと園芸用ロープ(笑)。これをバックラインとして数百メータつないでいる。沖にブイが見えてきた。あこがれのパヤオが正面沖合いに見えてきた頃、全部の仕掛けが流されスタートフィッシング。全員に工業用皮手袋が配られる。ヒコーキ(疑似餌の手前につける波切り板。鳥とかトビウオみたいな形している)があげる水飛沫であたりをみる。
    ほどなく、「くったー!」「右2番!」
    何人かが同時に声をあげる。が、我々4人はどうも要領をえないでいると、スタッフの女性が園芸ロープのミチ糸を手繰り寄せはじめた。難しいことはなんもなく力任せに手繰り寄せればいい様子。あがってきたのは50センチほどのサワラ。様子の分かった我々は当りのたびに交替で綱引きを楽しむ。が、どうも途中でばれてしまうことが多い。これは魚が小型なうえヒットしても船はそのまんまのスピードで流してしまうので口切れしたりはねた瞬間にフックがはずれてしまっている様子。それでもサワラのほか型はさほどではないものの丸々と太ったカツオやキハダを交互に取り込んでいく。
    でも、トローリングはすべてあなた任せの釣り。釣れればそれなり嬉しいが面白味には欠ける。他のメンバーもそんな気分が顔にでている。2時間ほどでトローリングを一旦終了。竿での餌釣りの準備に入る。餌はトローリングであげたサワラを捌いて身餌にするとのこと。そーいえば冷凍イワシも積んでいない。
    どうも急遽船が変更になったため我々のやりたい釣りがうまく伝わってなかった様子。とりあえず、フカセ用の仕掛けにサワラ身餌をつけて下ろしてみるが潮もながれてなく、船のそばでたよりなさげに漂う始末。そのうち餌取りの小魚がブワッとわいてきてつつきはじめるもののハリが大きいため当然ハリガガリはしない。小物竿、小振りのハリ(実は黒ムツOLMの時に用意したスペア枝スの残り)で社長があげてみると群青色のカワハギの仲間(帰宅後図鑑をみるとアオスジモンガラらしい)。これは、もー入れ食い。30センチ弱のものがほんとバコバコ釣れる。捌きは面倒だけど食えばうまいとのことだった。
    そうこうしているうちに、カズさんがやはり30センチ弱の子ツムブリをあげたのでこれを活き餌としていただき泳がせでの釣りに変更。仕掛けを胴突きに換え、オモリ代わりに150gのジグのフックをはずしてぶら下げる。パヤオ周辺は水深1000メーター以上なので当然仕掛けは宙ぶらりん。60メータほど下ろしアタリを待つ。オモリが軽いせいか、活餌の動きがよく伝わってくる。が、ほどなく船長から移動の合図。
    どうもこの船長は、トローリングが専門のご様子。我々は小物でもいいから自分で竿をもって釣り応えを楽しみたいのだけれども....でも船上では船長の指示に従うしかあるまい。ということで再びトローリングに変更、19時くらいまでトローリングで流し、数本追釣したところでアタリが遠くなり、陽も沈みストップフィシングとなった。

    帰路、カズさんがマグロを捌く。船上での釣りたてマグロの活き造り。無造作にドンブリにつっこみショーユをかけて回し食い。ウマイ、ウマイ。
    けれども初体験の宮古パヤオはなんとなく消化不良のまま終わった。約2時間弱かかったものの20時半頃無事博愛漁港に帰港。そのまますなかぎレンタカーに戻り庭先で反省会。皆思いは同じだったようで明後日の再戦へ誓いも新たに酒は減り夜は更けゆくのであった....


    これこそ宮古パヤオ!! ・・・ 9月8日(快晴、凪、潮澄み)

    本日お世話になるのは第八有漁丸。11時の出船に向け、博愛漁港にいくとすでに船長は出船の準備をしている。挨拶をすると船長は開口一番「大物やるか?」と聞いてくる。
    「大物をやりたい」と即答。
    今回はちゃんと冷凍イワシのブロックも積んである。
    きけば、昨年お世話になったマサ丸船長の推薦とのこと。船もパヤオまでいける船だ(パヤオにいける船は協定できまっている)。ということで当初近海釣りを予定していたがあっさりパヤオ行きへと変更。
    港をでるとフルスロット。小振りな船ながらエンジンの馬力は強く、海面をかっとんでいく。振り落とされないよう後部デッキの真ん中で仰向けで寝転んでいるとシャワーのような波しぶきをあびる。ほてった体に心地よい(あとはベタベタになっちゃうけどね)。
    一昨日よりやや東側を南下し島影が見えなくなるとほどなく正面に数席の僚船がみえてきた、とおもったらすぐに本日のパヤオに到着。港をでて1時間弱だ。はやい。7〜8隻の船が集まっている。職漁もいれば遊漁もいる。が、いずれもあまり芳しくない様子。
    潮回りをしているとちょうど正面のジギング青年がカツオらしきものを釣り上げた。
    エンジンが止まり開始の合図がでる。冷凍イワシをつけ第一投。海面に落としたとたんすぐにゴン!とくるがそれっきり。仕掛けを回収すると頭だけのイワシが戻ってきた。
    船長が私の仕掛けをみると「それじゃだめだ」。
    ちなみにこの仕掛け泳がせ20号に40号4Mハリスをケブラーで根づけしたもの。船長が結んでくれた小振りのハリ(タイバリやソイバリのように軸がまっすぐなもの)に20号くらいのハリス6Mくらいに付け替え再度投入。根づけは魚にみえちゃうからダメだとのこと。結局このポイントは2,3回の流しで早々に見切りをつけ、別のパヤオに向かう。艫側でやっていた社長とオジサン達は船長のレクチャーを受け2,3本あげた様子だった。
    次にいったパヤオはこれまでのパヤオとは違っていくつかつなげた浮きに赤旗をつけた竿がたってるという簡単な作りだ。他の船影はまったく見えない。ここで艫側が爆釣モードに突入。もうバンバンあがって笑いが止まらないみたい。しかしながらみよし側のカズさんと私には音沙汰無し。リールを巻き戻ってくるのはカラバリのみ....。と思っていると50メータほど流したとこで軽く竿先が入った。リールを巻いてくるとわずかながら手応えががあるものの、いつのまにかそれも消えバレたと思ったがさらに巻いてくると道糸が潮と逆にむかっていく。船縁まで手繰ってくるとシイラだ。多分1メータオーバー。抜きあげようとした瞬間、ナチュラルリリース(笑)。
    なかなか、最初の1尾が釣れずちょっと焦り始めた頃、社長が後ろの席にいけといってくれたの潮まわりの時に座席チェンジ。後ろで改めて船長から釣り方のレクチャーを受ける。

      餌の選び方:
        なるべく小振りでまっすぐなものを選んでつかうこと。
      餌の刺し方:
        餌は眼を通し背中から胸へなるべくハリが目立たないようにつけること。背中から指したハリを頭に指すと胴体だけくわれてしまう。
      仕掛けの投入:
        なるべく遠くに投入すること。投入後餌が見えなくなるまできちんとみておくこと。

    後部にすえつけられた電動ドラムの糸をたぐりながら、船長が見本をみせてくれる。あっという間も無く、かる〜く4,5キロ級を抜きあげる。
    「やってみな」といわれ、この手釣り道具で船長の言葉を通りにやると、私にも即アタリ。ダイレクトに魚の力が伝わってくる。面白い、面白い。一投一釣。すぐに反対舷には無造作に投げた4、50センチのマグロ、カツオがたまっていく。
    しばらくすると一段と強いアタリがきた。慎重に寄せてくる。水面下で魚影が光る。おーデカイ!と思った瞬間手繰っていた糸が出ていく。とても止められる力ではない。右手にはめていた軍手のひとさし指第二関節の部分がすっぱりと切れている。再度寄せてきて今度は慎重に抜きあげる。1メータには満たないものの私としては歴代最大級ともいえるキハダを無事あげた。私的にはちょっと振るえてくるようなサイズなんだけれども隣の船長は「おー、いい型だなぁ」くらいのもんでギャフ打ちしてくれる様子もない。どうもこのくらいはゴボー抜きサイズということらしい。
    そうこうすると前でやってたカズさんに大物らしきアタリ。ジィーとうなりをあげて糸がでていく。慎重にドラグを調整しながら寄せてきたのはメーター級。ここではじめて船長のギャフが入った。釣ったカズさんも皆も大喜び!20キロオーバーだろうとのこと。

    「ほら、こっちの竿にもアタリがでたよ、大物だぞ!」
    いつのまにか私のタックルのドラグを調整して船長が流してくれていたらしい。船長と場所を代わり、リーリングに入る。船長が調整してくれたドラグはズルズル。全然巻けない感じなのでちょっとだけドラグを絞め込み巻き始めたとたん、船長の「ダメダ!ダメダ!」の怒鳴り声。と同時にラインブレーク。グッスン。
    「力比べしたら絶対ダメ。マグロは旋回しながら自分で勝手に浮いてくれるからそれを利用しなきゃ絶対に獲れない」との事。逃がした魚は大きいものの経験値はしっかりあげたぞっってことで自分を納得させる。
    その後、小物ではあったがキハダをこっそりマイロッドで無事ゲット(ちっちゃい魂が入りました。:-P > 高サン )。

    そんなこんなで最後まで爆釣モードは続き、19時ちょい前に用意していた冷凍イワシ餌が無くなったところで終了。
    結果、4人でマグロ(クロ、キハダ、メバチ)、カツオ、シイラあわせて百数十キロもの水揚げ。割合としてはマグロ類が8割、残りがカツオ、シイラでそれぞれ1割ずつといったところか。私ももろもろ含め20尾以上はあげることができた(ほとんど手釣り)。いやはや想像以上のパヤオのすごさを満喫し今年の宮古での釣りを終えた....


    嗚呼オトーリの夜は更けて ・・・ (快晴満天の星、頭の中だけ大シケ)

    無事釣りを終えて、「はい、お疲れさま」では宮古での釣りは終わらない。
    超大型イグローをはじめ3つの大型クーラーに魚を積み替えさっそくいつも通りすなかぎレンタカーに戻り宴会の準備。カミサンとハルキも事務所でみんなの帰りを待っていた。魚をみるとみなビックリ!!
    さっそく料理長のカズさんが捌き始める。船の後片付けを終えた船長もやってきた。社長はホテル前のひろちゃん食堂に「シイラいらんかね。かわりに野菜オカズ持ってきて」と電話してる。車を返しにきた男性のお客さんにはお土産と魚一本持たせる。大阪からきた女性2人組のお客さんには宴会へと誘う(笑)。もー、みんなフィッシャーマンズ・ハイ状態(そんな言葉あるんかな!?)。昨年お世話になったマサ丸船長やタコ取り名人、近所のオジイもやってきて満天の星空のもと宴がはじまる。
    県の漁業指導者としても県内外で活躍する有漁丸船長の話は興味深い。
    「マグロ相手ならPEよりナイロンがいい。PEでもかまわないがその場合はオモリをつけて付け餌をなるべくしずめるようにしたほうがいい。」
    「シーガーはひっぱりには強いが結びできれやすい。海力(海王だったかな)がいい。」
    「エサはやっぱり冷凍よりナマがいい。ちょっと高くなるけど食いは全然違う。」
    「今回は潮と風が逆だった。同じ方向だと食いがたつ。台風があまりきてないせいか、風や潮の具合がどうもよくない。」
    「50キロ級になると、竿ではプロの漁師じゃなければ無理。手釣りならプロじゃなくてもなんとかなるかもしれない。」
    等など。いずれも来年に向けて参考になる話ばかりだ。

    だれからともなく何度もオトーリが廻る。ペラペラ舌も廻る。グルグル頭も廻る、地球も廻る。

    「魚釣る前に船頭を釣れ」これは、釣り人同士の会話でよくいわれる言葉だ。その言葉にそっていうなら昨年のマサ丸船長にしても、今回の有漁丸の砂川船長にしても私は宮古で最高の船頭を釣ったのかもしれない。
    なんたって互いにあんたこそ島一番の船長といいあってるのだから。今回はわずかばかり足りなかったが私の釣りの目標である愛娘ハルキより大きい魚をあげることはそう遠くない未来のことであろう。

    社長を始め島の仲間(あえてこう呼ばせていただきたい)と宮古の吸い込まれるようなコバルトブルーの海に乾杯!

    写真はこちら...

    ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


    AFTER NOTES. ・・・ 宮古パヤオを目指す皆さまへ

    あなたにも是非このすばらしい島での釣りを楽しんでいただきたい...
    だから、ちょっとだけアドバイス。

    1.準備
    「パヤオ大物釣りは道具じゃない。」
    大物用の竿やリールがあればそれに越したことはことはありませんが、無くても十分パヤオでの釣りは楽しめます。レポート中でも書いた通り、手釣りのほうが有効な場合もあるのです。今回は、アリゲータ・バトル80+ティアグラ80Wを持参しましたが来年は手釣り道具を持っていこうと思ってます(荷物が減って楽だしね)。

    気をつけたいのがロッドーケースをどのように送るかです。ワンピースロッドの場合、宅急便の扱いサイズを超えてしまします。従って、時間に余裕があるのであれば船便で送付するのがコスト的にはオススメです。
    また手荷物として持っていくのであれば、事前に確認するなり、当日なるべく早めに空港へいって一番で預けるようにしましょう。羽田=宮古直行便はB3(通常時期)ですので物理的には3メートルまではコンテナに入ります(バットをはずしたバトルをプラノに入れると2.5メートル)が全体の荷物量の関係で別便(直行便は1日1便なので当然本島経由)で送られる場合もありえます。

    2.コンタクト
    漁協をはじめ、平良市内にある釣り具屋などでも船はあっせんしてもらえますが、もし、本当にいかれるのであれば是非、すなかぎレンタカーさんにコンタクトしてみてください。私のお友達の方はその旨をお伝えいただくか、まずは私に連絡してください。素敵な釣りが楽しめる確率がぐっと高くなると思います。

    3.ターゲット
    パヤオでは、やはりマグロがメインとなるでしょう。サイズはメジ級〜∞。無限大というのは大袈裟ですが、数年前には、2.5メータ、230キロというモンスターも釣り上げられています。もちろん、プロの漁師ですけれども(漁協事務所の壁に写真が貼ってありました)。
    実際に私たちの釣りのターゲットとなるのは、せいぜい頑張って50キロ級ってところでしょうか。それ以上がかかった場合はいい想い出ができたと笑ってしまいましょう。それが獲れなかったといってだれもバカにはしません。

    4.釣り方
    大別すると、トローリング、フカセ釣り、ジギングとなると思います。ジギングについては、魚が浮いていない場合、有効なようです。100〜150メータほど落としてひたすらジャーク&ジャーク。体力勝負ですのでご注意を(笑)。その他の釣り方については上記レポートを参考にしてください。

    5.釣った魚はどうするか
    普段の釣りであれば近所におすそ分けしたり、冷凍保存したりいかようにもなりますが、旅先ではそうもいきません。一緒に食べてくれる友人といくか、宮古島関係の掲示板などを通じて島の友達を得るか、あるいは持ち込み可能なお店を調べておきましょう。少ない情報ですがHブリーズベイマリーナ内の汐彩や平良市内アパビルB1の「鬼ごっこ」なら大丈夫なはずです。

    6.魚を持ち帰りたい...
    今回、初めて宅送しました。もちろん留守番の家族はビックリ&大喜びだったのはいうまでもありません。
    マグロ4本とシイラの一番大きかったのを1本を1メーターのトロ箱2箱に詰めて送りました。船上で血抜き後、ハラワタ、エラをはずし氷とともに詰めます。氷は開いたハラやエラ部分にも詰めます。
    魚と氷を詰めると1箱40キロ近くなり宅急便の規定サイズよりグンと大きく、重くなってしまいます。今回は2箱で70キロとなり運賃も約1.8万円もかかってしまいました。
    なおトロ箱(上記サイズで1箱1800円)や氷(500円)は漁協事務所で購入できます。で、気になる運送にかかる日数ですが、これは以外と早い。昼頃に運送会社に渡せばその日の直行便で翌日には到着します(関東の場合)。今回は8日に釣り、9日午後運送屋に渡し最終便で羽田へ。10日午前中には埼玉の自宅に到着しました。氷も溶けきらずに残っていたそうです。
    ちなみに食味としては、帰宅後12日に食った刺身、その晩タレに漬け込んで翌日に食べたヅケが秀逸でした。

    7.気になる料金は.....
    パヤオへいく船の仕立料金は協定で5万円と定められています。ただ船によって、パヤオ利用料(5000円/船)、餌(冷凍イワシ2000円くらい〜)、弁当&飲物が含まれていたり含まれていなかったりと微妙にことなるようです。このあたりは事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

    以上簡単ですが参考になれば幸いです。ご質問などございましたらお気軽にどうぞ。
    Nao FUNASOKO







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