那珂湊ヒラメレポート
釣行日 12/ 7(火)
船宿 那珂湊港 大内丸
釣り物 ヒラメ
料金 乗合 \11,000(エサ、氷、缶HOT茶、仕掛け1組、オモリ1ケサービス)
釣り場 鹿嶋沖〜日立沖一帯、35-40M前後
天候 晴れ、風強し
やや波(2.5Mくらい?)
タックル ARセイバー+ABU 6500CS Rocket Chrome
仕掛け 船宿仕掛(枝ス6号1m、捨糸4号0.5m、針チヌ7号+チヌ6号、固定式)
活きイワシ



それは、釣り仲間でありyazawaな友達でもある某K松君(ってバレバレじゃん)からのメールではじまった。

> > > 船底さんは明日は日立ひらめ?っすか?
> > > 数より型狙いですね。がんばってください。
> > 一応その予定なんだけど、今晩地元で会合
> > があり、たぶんその後飲み会になるだろうから
> > 確定ではないでし。
> あらら。10kgの座布団が待ってるのに。ぼそ。(笑)

"ぼそ。(笑)"に真面目な好青年風な彼の顔の奥に潜むシニカルさがよくでている(笑)。
よーし、座布団釣ってきてやろうじゃん!そんでもってYAZAWA武道館でタオルのかわりに座布団ヒラメを投げてやろーじゃないか!いい歳こいて挑発にのりやすい私は、勢い込んで龍翔丸さんに電話するも明日は定休日との事。さてどうしたもんか。ひとつの港にひとつに船宿となんとなく決めてるので日立からの出船は見送り。前夕MLで流れた磯さん情報を頼りに大洗にするかとも思ったが結局以前一度乗ったことがあり、船が大きく奇麗でサービスもよかった、お隣り那珂湊の大内丸さんからの出船と決めた。

予定通り会合〜飲み会を酒抜きで乗り切り12時に帰宅。そのまま荷物を積み替え常磐道に乗る。落ち葉が舞ってる。風が強い。

5時過ぎ10名の釣客を乗せ出船。私は右舷胴の間。途中海上でイワシを積み(併せて150尾)まずは鹿嶋寄りのポイントへ。6時ポイント到着。乗船前にサービスでもらった船宿仕掛けが針以外は自作のものと同じスペックだったのでこれを使い釣り始める。

船中シーン......誰もこない。私もこない.....ここで1時間ほど粘るが結局船中音無し。今日は渋そう。そんでもって風が冷たいぞ。

大洗よりに戻ったポイントへ移動。ここで右艫からようやく「きたよ〜」と自信満々の声。けれどもあがってきたのは定番のお客さんマトウであった。しかし、このマトウが客寄せになったのか、程なく右ミヨシ2人目の方が良型本命をゲット。続いて左舷でも2枚あがった模様。
魚信が途絶えたところでさらにちょっと北上しここでも船中2枚があがる。次は俺の番、次は俺の番と思いながらこまめに底を取り直すがなかなか私の番はなかなかやってこない。

時は刻々と過ぎる。
「この流しでしまいにしましょう。了解してください」
船長からのアナウンス。時計をみれば11時45分。船は日立沖くらいまで戻ってきている。船中型見ずは私を含め3人(うち1人は出船早々に船酔いダウン者)。
「ヒラメは粘りが肝心」
ヒラメ初挑戦の時、最後の一流しで本命をとることができて以来これを心がけている。10月の大原の時もオーラスで1枚追加し竿頭になったハズ。餌をつけかけ全神経を手元に、視線は竿先に集中させるが変化無し。無常の終ベルがなる.....
結局朝からたったの一度もアタリ無し。タイはもちろんイナダやアイナメも無いどころかマトウやフグさえも来ないというパーフェクト負けで終わった。

船中、10名で10枚(0-2)。型はいずれも目測1‐3級の良型でソゲ混じらず。(ボ)は3名。終わってみればヒラメ船では平均的な釣果といったところか。

木枯らしの中、のぶ船長とはじめてお会いした時にかけられた言葉が頭の中でリフレインしていた。
「船底さーん、ヒラメは腕じゃないよ。宝クジだからさー」





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