竹岡沖カワハギ釣りレポート
釣行日 11/ 7(日)
船宿 原木中山 つりひろ
釣り物 カワハギ
料金 乗合 \9,000(エサ、氷付き)
釣り場 竹岡沖、水深20-37M
天候 小雨のちくもり(やや風)
凪、潮ややにごり、流れややあり
タックル misaki EXPERTS STICK極調165M
SHIMANO カルカッタ小船400
仕掛け 市販仕掛いろいろ、オモリ25号
アサリ、アオヤギ


久々釣行はカワハギに決定!

ほぼ1ヶ月ぶりに釣行してきました。仕事や家族のスケジュールや天候の加減で久々の日曜日の釣りです。さあ、何釣りにいこうかなと考えたところ、候補はヒラメ、アジ&ハナダイ、カワハギの3つに絞られました。でも前日の晩、姪っ子2人の七五三のお祝いで酔っ払って予約し忘れた(笑)ため自動的に湾奥からのカワハギ狙いとなりました。日曜日でも空いてそうな船はと探してみると以前メバルで何度かお世話になってるつりひろさんからも出ているようなのでひと安心。

実はカワハギを乗合で狙うのは今回がはじめて。家族の大好物である鍋ネタにもバッチグーなうえ今年は具合もよさそうだから晩飯分くらいはなんとかなるだろう。
もうひとつ理由があった。実は先日、なかなか釣りにいけないストレスからバーゲン中の上州屋で竿を衝動買いしたのであった。活きエビ餌のハナダイ用にでもと思って購入したmisaki EXPERTS STICK極調165Mだ。衝動買いといっても雑誌広告でちょっと気になってたのも事実(関係ないけど鏑木サンって美咲の社員らしいっすね!?)。先調子のこの竿の具合をみるにもカワハギなら絶好のターゲットだろう。

河岸は近いがポイントは遠い
当日は4時半に自宅を出発。三郷松戸有料道路(橋)〜市川松戸有料道路経由、中山競馬場をこえ、
原木ICをオーバーハングしたらあっという間に到着。所用時間40分弱。近いなぁ。まだ誰も来てないようなのでコンビニいって食糧、ビール、氷を調達し河岸に戻るとほどなく船長と若くて可愛いオカミ(笑)もやってきた。チラホラと釣客も集まってきている。
受付を済ませ乗船。右舷艫に釣り座を構える。ミヨシのグループの方たちがアサリのカラ剥きをしながら出船を待っている。船付き場に転がっていたステーキフォークで私も見よう見まねで初体験。殻のスキマにフォークを差し込み貝柱を切り離すようにしてから殻を全開。反対側をえぐるようにつるんとはずす。時には水管の部分が切れちゃうのもあるけどとりあえずなんとかなるだろう。黙々と作業を続けるうち6時半過ぎ片舷7人づつの計14名での出船となった。
「まあこんなもんかな。」100個ほどで殻剥きを終了(というより飽きた)。アオヤギも配られたので一日なんとか持つだろう。他の人たちはまだ頑張ってるけど。
船は湾口に向って進む。ここの船はけっこう年期が入っている。ガンガン、ゴンゴン、ドンドンの中間の音を立ててズンズン進む。
こりゃーしばらくかかるな...キャビンに入りベンチでゴロリ。ちょっとうるさいのが難点だが湾内の静かな揺れにまかせてしばしうたた寝モードに突入。
エンジンがスローになる。ようやくポイントが近づいたようだ。10隻くらいの僚船が固まっている。この仲間に加わりようやくスタートフィシング。時間は9時ちょうど。なんと2時間半。ほとんど遠征並みだね。

仕掛けは市販の胴突き3本バリ。ハリは小さ目のものを選んできた。
下2つにアサリ上バリにアオヤギをつける。
「水管からベロに刺し最後はキモのところで止める。全体をハリの懐に収めるようにこじんまりとまとめてつける。」
確かそんなハズだったが読むのと実際やるのでは大違い。アサリはヌルヌルでなかなか上手くつかない。それでもできるだけ丁寧につけるように心がけて期待の第一投。20M弱で着底。イトふけを取り即軽く聞き合わせ。ククッと魚信が穂先から手元にシンクロして伝わる。あわせをくれリールを巻く。しょっぱなから本命を取り込む。真ん中のハリにかかってきた。ちなみに下のエサは既になく上バリのアオヤギは残っていた。ここから更に本命カワハギを3枚追加の計4連チャン。しかし、いづれも型が小さい。16,7センチといったところか。リリースしたほうがいいのかどうかわかんなかったけど一応キープ。いわゆるワッペンサイズってこれのことなのね。

5発目は着底直前サミングしてたらきたアタリをとった。「ウマイジャン」なんて心で思いながらあげてくると
なんか横に走り出した。結果は20センチくらいのサバ。青魚好きのチビ用に即クーラーへ。
その後もポツポツとアタリはくる。ほどなくツ抜け。ここまでは、左隣りの兄チャンとほぼ同様のペースだったが少しづつ差が広がってきた。兄チャンは、小突き、たるませを織り交ぜながら時折ゆっくり大きく竿を振り上げ頭上で止める。ここであわせ。きっちりヒラヒラとあげてくる。しばらく真似して小突いてみたもののどうもうまく小突けない。アタリもなかなかでない。なので結局ききあわせに徹することにする。

そして事件はおきた。
ようやく良型らしいアタリに即反応。その瞬間、手に残っていたアサリのヌルのせいで竿がツルッと滑った。オニューの竿は海中へ。慌てて手を伸ばすがもはや音の祭り。ショック!!
「予備竿あるからそれでやんなよ〜」船長が声を掛けてくれるがもはやそんな気力も無し。呆然とタバコを吸うしかあるまい。
ショックで惚けていると反対舷のおじさんが声を掛けてきた。
「竿釣れたかもよ...」
なんでも巻いてきた途中で急に重くなったらしい。
ポンピングせずに慎重に巻き上げてくれる。仕掛けにからんだミチイトをたぐると先程海の肥やしになったとあきらめていたマイロッドがみえた。無事回収。よかった〜。あわててミチイトを手繰ったためグチャグチャ
に絡んでしまい20メータほど駄目にしてしまったが無事に回収。おじさんに礼を言い、ついでにきっちりハリががりしていた良型をオジサンのタルに投げ込んだ。

そんなこんなで事件もあったが初挑戦の結果は20枚と相成った。船中平均は釣ったようなので、まぁはじめてとしては納得の成果といえるだろう。晩飯はもちろん鍋。おいしい鍋でしたとさ。


[今回の釣果]
カワハギ × 20枚(15cm〜19cm)




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